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放火されないための対策-家・マンション編

2016/11/26 火事・火災
この記事は約 7 分で読めます。
放火魔

近年、火災の発生件数はかなり減ってきていますが、放火が原因の火災はそこまで減っていません。

放火による火災を防ぐには一体どのような対策が必要でしょうか?

「放火犯のすることだから防ぐことはできない…」と諦める前にできる放火防止対策はいくつもあります。

そこで今回の記事では、家やマンションに放火をされないための対策をまとめました。

火事の原因第一位が放火

消防車
まず、「放火されないための対策なんて本当に必要なの?」と思う方がいるかもしれませんので、放火対策の必要性を書きます。

出火原因別にみた火災の発生状況(データ集計年不明)が、消防庁により明らかになっています。

その順位は下記のとおりとなっています。

  1. たばこ→4,048件(11.8%)
  2. 放火→3,437件(10.0%)
  3. 放火の疑い→3,053件(8.9%)
  4. たき火→3,040件(8.9%)
  5. こんろ→3,027件(8.8%)

放火と放火の疑いを足せば、たばこを上回り「出火の原因第一位」になります。
そうです、火事の原因は放火が最も多いのです。

ちなみに放火の疑いとは、「放火の可能性が高いが他の原因である可能性も残されている火災」を言います。

放火が多い地域

放火の多い地域にはある傾向が見られます。それが「都会性」です。
放火は「都会」と言われる地域に多い傾向にあります。

2008年のデータにはなりますが、放火および放火の疑いが原因の火災は、日本全国で平均20.5%(火災のうち20.5%が放火ということ)でした。

しかし東京では30.7%、大阪では31.8%、神奈川では27.9%と、平均をかなり上回っています。

このことから都会のほうが、放火の被害に合いやすいということが言えます。

否かに比べて都会は、コミュニケーションが不足しておりますので、その点で放火されやすい地域と言えるのでしょうね。

放火が多い時間帯

ちなみに、放火が多い時間帯というのも判明しており、その時間帯は午前0時~3時となっています。

放火が増えだすのが22時、そして放火が減りだすのが5時となっており、やはり暗い時間帯が放火の被害に合いやすいのです。

以上のことを踏まえると、都会部で夜のうちにゴミを出すのは非常に危険といえますね。

放火されやすい場所とは?

放火されやすい場所
「放火の被害によく合う場所や物」が存在します。この場所を事前に知っておくことで、放火を防ぐ対策につながるでしょう。

家の外にある不用品

まずは、「家の外においてある不用品」が燃やされ、放火の被害に合うことが多くなっています。

例えば家の外に置きっぱなしにしている新聞紙はありませんか?
また、木製の棚や机を放置していませんか?

これらのような燃えやすい不用品は、放火魔の格好の餌食となります。

また不用品を家の外に置き続けることで、監視が行き届いていない家というイメージを与えてしまいます。

放火魔からすれば、「火を付けてもバレる可能性が少ない家」と認識されますので、不用品の取扱いには注意が必要です。

ゴミ袋

ゴミ袋も放火被害の多い物です。

特に「ゴミ収集場所以外に放置されたゴミ」で、「ごみ収集日ではない日」に放火されることが多いようです。

決められた場所と日時に出されていないゴミは、先程の不用品と同じく、監視の目が届いていない家と認知されます。

施錠していない物置

物置は防火性に優れており安心と思う方はいると思いますが、物置の内部に火をつけられてはその防火性も役には立ちません。

施錠していない物置は放火犯の対象となります、物置は中に入ってしまえば外から見づらく放火犯の格好の的となります。

物置を屋外に設置する場合は、必ず施錠をするようにしましょう。

郵便受け

郵便受けに溜まっている新聞やチラシも放火犯は狙っています。

郵便受けに新聞が溜まっているということは、管理が行き届いていない家と見られます。

放火をしても捕まるリスクが少ないと放火犯は考えますので、格好の餌食となるでしょう。

自転車・車のボディーカバー

自転車や車を雨風から防ぐボディーカバーも、放火の被害に合う可能性があります。

防火カバーに火をつけられると、ほぼ間違いなく中の自転車や車にも火が広がるので被害が甚大になります。

車上荒らしを行った後に、証拠隠滅のためにボディーカバーに火を放つケースもあります。

放火されないための対策

放火されないための対策
それでは放火をされないための具体的な対策としては、どのような対策があるのでしょうか?

家の周りを整頓する

放火魔が最も嫌がること、それは「逮捕される」ことです。

放火を防ぐ最も有効な対策は、「この家に放火をすると逮捕されるのではないか?」と思わせることです。

その中でも有効なのが、家の周りを整理整頓することです。

家の庭や出口に不用品は置かず、また外から見えない「死角」を作らないことで、監視が行き届いている家というイメージを与えられます。

監視が行き届いている家に放火をすると、逮捕される可能性が高いため、放火魔は近づかなくなります。

ですので家の周りは整理整頓するに越したことはありません。郵便受けに新聞紙が溜まらないようにも注意しましょう。

ゴミは当日の朝に出す

家の周りを整頓することと同じくらい重要なのが、ゴミはゴミ収集日の当日に出すということです。

ゴミ収集日で無いのにゴミを出したり、ゴミ収集場所と違う場所にゴミを出していると、放火魔に狙われます。

理想を言うと、ゴミは「収集日当日の朝」に出すことです。なぜなら放火は夜に多く発生するからです。

ゴミ収集場所が、自宅に接している家の方は特に注意しましょう。放火されるリスクを訴え、なるべく朝に出してもらうようにしましょう。

防火カバーを使う

自転車や車のボディーカバーには、防炎タイプのカバーがあります。この防炎タイプのカバーを使うことで放火を防ぐことができます。

この防炎カバーの有用性は、東京都消防庁によって証明されており、
防炎タイプではないボディーカバーに着火すると、炎が広がったのに対し、
防炎タイプのボディーカバーに着火しても、ライターを離すと火は消えたという結果があります。

ですので、自転車や車を保護するボディーカバーは、防炎機能が備わったカバーにしましょう。

監視カメラを置く

監視カメラを設置することも放火を防ぐ手段と言えます。

先程書きましたように、放火魔の最も恐れることは逮捕されることです。
ですので監視カメラが置いているだけで、その場所に近づかなくなるでしょう。

特にゴミ収集場所に監視カメラを設置すると、放火のリスクが下がります。

本物の監視カメラは費用が非常に高いので、費用をかけられない場合はダミーの監視カメラでも効果はあります。
しかしダミーの監視カメラは、放火魔にダミーであることを見破られる可能性があります。

例えば屋根のない場所に設置しているのに、「箱に入っていないむき出しの監視カメラ」は不自然です。

ダミーの監視カメラを使う際は、バレないように注意して設置を考える必要があります。

放火マップを見る

放火には連続性があると言われており、全放火事件のうち30%は1件ではなく2件3件と連続していると言われています。

そして放火が連続する時の時間差は、「1時間以内」が7割と非常に短時間の間に、放火が発生しています。

ということは身近なところで放火が発生した時は、自宅でも放火が発生する可能性が高まっていると言えます。

放火の多い地域では、「放火マップ」という、放火が起きた場所や日時を伝える資料があります。

「放火マップ 地域名」で検索をすればヒットしますので、一度確認してみて下さい。

ただし放火マップは直近の放火については記載されていない可能性があります。
近くで消防車や消火活動を見たときは、放火である可能性も危惧して、放火対策に力を入れましょう。

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ライター紹介

防災ハック編集長

防災ハック編集長

防災ハックの管理しております、防災ハック編集長です。様々な天災・防災に関する知識がありますので、防災記事を「読みやすく」「わかりやすく」をモットーに書いております。皆さんの防災知識を高めることが出来れば幸いです。

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